第8話「起承転結と序破急」
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今回の学び
日本人に馴染み深い「起承転結」は、オチのキレで勝負する短編(4コマ漫画など)に特化した4段構成です。これをそのまま長編小説や映画に当てはめると、均等に分けられた中盤の「承」が長くなり、物語がダレてしまいます。長編では中盤(第2幕)に全体の50%を割く「三幕構成」をベースにし、キャラクターの葛藤や対立をじっくり描くのが効果的です。 さらに、雅楽や能楽に由来する「序破急」は、物語のテンポ(緩急)を設計する指標になります。序(セットアップ)で始め、破(展開)で加速し、急(クライマックス〜結末)で一気に駆け抜ける。特にラストの「急」では、最大の盛り上がりを迎えた後に後日談を引き伸ばさず、美しくサクッと切り上げることが読者に最高の余韻を残すコツです。 あなたの原稿も、クライマックス後の後日談が長すぎないかチェックしてみましょう。