第14話「テーマは言うな、でも要る」
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今回の学び
作品に込めたテーマを主人公に語らせると、読者は「説教をされている」と感じて冷めてしまいます。ハリウッドの脚本家ブレイク・スナイダーは、ビートシートの中で「テーマの提示」として、物語の序盤(第5ページ付近)で主人公以外の脇役や敵キャラに、何気なくテーマとなる真実を呟かせる手法を提唱しました。 最初は読者も主人公も聞き流すような一言で構いません。序盤に伏線として言葉を忍ばせておくことで、クライマックスの土壇場で主人公が選択を迫られたとき、そのセリフが「時限爆弾」のように大きな意味を持って蘇り、作品全体に深い余韻と一本通った芯をもたらします。 テーマは直接主張するのではなく、脇役にポロッと呟かせてみましょう。あなたの作品の序盤にも、未来で爆発する小さな時限爆弾を一つ仕掛けてみませんか?