第2話「あらすじにすると面白くない」

物語をつくる物語 | 2026-07-23 | ミメーシス(模倣の快)と『詩学』の「始め・中間・終わり」

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今回の学び

あらすじは事実を並べただけで、物語そのものではありません。アリストテレスは『詩学』で、物語を模倣(ミメーシス)の快と捉え、出来事を「始め・中間・終わり」という順序に組み立てることこそが面白さの源だと説きました。好きな作品のあらすじを人に話しても盛り上がらないのは、内容は合っていても「見せる順番」が抜け落ちているからです。同じ出来事でも、何を最初に見せ、何を後に取っておくかで印象はまったく変わります。あらすじを語るときは、事実の要約ではなく「どう見せるか」を意識してみましょう。

  • ミメーシス(模倣の快)と『詩学』の「始め・中間・終わり」