第18話「どん底の次の週が待てない」
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今回の学び
ブレイク・スナイダーのビートシートには、物語の終盤に向けて主人公が最も深い谷底へ突き落とされる「すべてを失って(All is Lost)」というポイントがあります。このビートには恩師や仲間の死、あるいは古い価値観の崩壊といった「死の気配」が伴い、直後に「心の暗闇(Dark Night of the Soul)」と呼ばれる絶望の時間が続きます。 なぜこれほど残酷に主人公を痛めつける必要があるのでしょうか。それは「落差」を作るためです。最悪のどん底があるからこそ、その後に続く最後の勝利が最高に輝き、読者に大きなカタルシスをもたらします。どん底の直前にあたたかい希望や約束を描いておくと、絶望の落差はさらに深くなります。 主人公をかわいそうだと守るのをやめ、彼らが持つ一番大切なものをあえて奪ってみてください。あなたの物語の感動は、その絶望の深さに比例して大きくなるはずです。