スクエニのIR情報から、Gemini分析の裏付けを取るとともに、MMO事業の変遷を纏めました。
MMOセグメントのまとめ(IR資料より)
◆スクエニのMMO(Massively Multiplayer Online)サービスは、「ファイナルファンタジーXIV(FFXIV)」と「ドラゴンクエストX(DQ10)」の二つのみ。
以下のMMOセグメント情報は、FF14+DQXの合計値ということになります。
◆MMOビジネス:営業利益率 40~50%とかなり利益率の高いビジネス
→Gemini分析の推測よりも固定費は少ない可能性あり。
◆セグメント売上高は、2013年111億円から2025年555億円へ高成長を続けている。
セグメント売上高111億円(2013年度)は、ドラクエXの売上げ100%
◆セグメント売上高の内、ドラクエXの比率は5%未満ではないかと推察します。(根拠うすい)
よく議論ありますが、財務会計上の重要性基準(金額基準や構成比率基準5~10%目途等ありますが)を考慮すると、有価証券報告書にドラクエXの表記がない年度(22年度以降)は、セグメント売上高の5~10%未満になったのではないかと推測します。
逆に、21年度は有価証券報告書上にドラクエ10の記載あるので、398億円の5%=20億円以上の収益はあったのではないかと考えます。
2022年には、FFXIVの累計登録アカウント数は2,500万あるというので、これは当然なのかもしれません。
MMOセグメント 主要財務指標(2015年~2025年)
以下の表は、MMOセグメントにおける売上高、営業利益、および営業利益率の時系列推移を示しています(Gemini分析を手動で修正したもの)。
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年度(3月期)
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MMOセグメント
売上高(億円)
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MMOセグメント
営業利益(億円)
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営業利益率(%)
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2012年
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2013年
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111
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2014年
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200
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2015年
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233
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2016年
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316
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2017年
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227
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2018年
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318
|
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2019年
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271
|
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2020年
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401
|
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2021年
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398
|
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2022年
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482
|
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2023年
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533
|
291
|
54.60%
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2024年
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473
|
193
|
40.80%
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2025年
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555
|
219
|
39.50%
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黎明期から成長期(2015年~2018年):拡張パッケージによる収益サイクルの確立
2015年期にFFXIVとDQ10の拡張パッケージが発売され、MMO事業が本格的な収益貢献を開始。
2016年期には拡張ディスクの販売が好調に寄与し、2017年期にはFFXIV「紅蓮のリベレーター」の成功により、課金ユーザー数が飛躍的に増加。
2018年期には、その高いユーザー数を背景に、MMO事業は極めて高い営業利益率を達成し、安定した収益基盤を確立。拡張パッケージのリリースが売上と利益を大きく押し上げる周期的なパターンが明確に。
安定期と事業貢献の拡大(2019年~2022年):連結業績の牽引役
2019年期は拡張パッケージの反動減が見られたものの、継続課金収入の堅調さが事業を支えている。
2020年期には、FFXIVとDQ10の拡張パッケージが再びヒットし、MMO売上高は過去最高を更新。HDゲーム事業が不調に陥る中で、MMO事業がデジタルエンタテインメント事業全体の営業利益を牽引する重要な役割を担いました。
2021年期は拡張パッケージ不在ながらも安定した収益を維持し、2022年期にはFFXIV「暁月のフィナーレ」の成功により、MMO事業が当社グループ全体の過去最高益達成に大きく貢献しました。この時期、MMO事業は単なる安定収益源に留まらず、グループ全体の成長ドライバーとしての地位を確立しました。
(2023年~2025年):
2023年期は拡張パッケージの不在により一時的な減収となりましたが、FFXIVの堅調な運営が収益を支えました。
2024年期は次期拡張パッケージに向けた運営施策やDQ10の最新追加パッケージ投入により、堅調な推移を維持しました。
2025年期にはFFXIV「黄金のレガシー」の発売により、再び力強い増益を達成しました。この時期は、MMO事業が成熟期に入りつつも、強力なIPと定期的な高品質コンテンツの投入によって、高い収益性と安定性を維持できることを示しています。
総じて、スクウェア・エニックスのMMO事業は、「ファイナルファンタジー」と「ドラゴンクエスト」という世界的なIPを基盤に、月額課金モデルと定期的な大型拡張パッケージの投入というビジネスモデルを確立し、過去10年間にわたり安定した高収益を上げている。
◆以下基礎資料
2025年度 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋
![テキスト, 手紙
AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。” src=”https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXf3tmd1r-lMCJsSs0iY-NTPAoPGiK7-hXEHEUiPG7Jx6Alds2WfkKCgm0tE00NCUVqEX5p_hhBffkEuXp0KWkjncLWy5_LS6qnEutv-G4pn17TUmldQDXWdrL9kwQmQT1LhsSysCw?key=RWYMc2jc-vgmY2V2mnUAiw” width=”567″ height=”299″ style=”margin-left:0px;margin-top:0px;”></span></span></p>
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![グラフィカル ユーザー インターフェイス, Web サイト
AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。” src=”https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXcUWo0GXvorEXyhtOnAdF5NY3Q6msGZADfj0dfiKUfF4YC3c-YU4BMRuSy1_xCdb2BdtsNPXQS_JPhp2O_Zm9sbeKaT55CulbXVP_pvr0h2YgKMiOpdvIPMW2fmo-LwwUG0YhDk?key=RWYMc2jc-vgmY2V2mnUAiw” width=”567″ height=”311″ style=”margin-left:0px;margin-top:0px;”></span></span><span style=]()
2024年度 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋
![グラフィカル ユーザー インターフェイス
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2023年度 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋2023年度
2022年度 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋
2021年度 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋
2020年 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋
2019年 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋
2018年度 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋
![テキスト, 手紙
AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。” src=”https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXc3lvMaf8pdT69uT4Mc2OapRMyeF1rvK8SkTEyEGklNLc5UL-pxpIiq1z40UoRPsL7P22W7ToSOlld8X364gz-9cM40aoLfY1wf098sbjjnq-DDYl0feqdVAgCku5kCiasAqw_tiA?key=RWYMc2jc-vgmY2V2mnUAiw” width=”567″ height=”301″ style=”margin-left:0px;margin-top:0px;”></span></span></p>
<p dir=]()
2017年度 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋
2016年度 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋
2015年度 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋
![テキスト, 手紙
AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。” src=”https://lh7-rt.googleusercontent.com/docsz/AD_4nXdPH18ChIbFS4rpnn_NZ_v_CzPbG5uknI3pY0jqm0d36DtlA_qXXqeLX-1-IhIrp7ssjqO1XSKOG3KTGW7HCK_I7QpX4gNYMF3N0hbjInj4ocHADsHla9CWGTepOl120PnKWJjstQ?key=RWYMc2jc-vgmY2V2mnUAiw” width=”567″ height=”260″ style=”margin-left:0px;margin-top:0px;”></span></span></p>
<p dir=]()
2014年度 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋
2013年度 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋
2012年度 有価証券報告書と決算説明資料の抜粋
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